今月のソムリエセレクションはオーガニックの2本です。
最近よく目にするオーガニックという言葉。
いいとは聞くけれども、いったい何がどう良いのでしょうか。
科学保存料なし、香料なし、頭痛にならない、、、
体にうれしいメリットがたくさんあるのは分かるけれど。
そんな「オーガニック」という言葉の一人歩きで
安くて品質の低い(おいしくない)ワインもたくさん流通するようになってしまいました。
健康志向はいいことですが、せっかくの楽しい食卓、
”おいしい”と感じられるワインを選ぶことも健康のためにはとっても大切なポイントです!
オーガニックワインの良さは、天候や畑や作り手の個性、
つまり、自然と人の魅力をたっぷりと味わえるところにあります。
ワインに使われているブドウがどこで育ち、どんな人が作ったのか。
実際に現地に足を運ぶのはなかなか難しいことですが、
目の前のワインの背景を知ることは今の時代とっても簡単なことです。
「知る」という手間を惜しまないことこそが、ワインをもっとおいしくするのかもしれませんね。
そんなのめんどくさいっなんて時は、ぜひソムリエにお任せくださいね。
「マルティンサンチョ」
ヴェルデホ100%
D.O.ルエダ
ボデガス・アンヘル・ロドリゲス・ビダル
ヴェルデホらしい華やかでしっかりとしたボディが持ち味です。
作り手はその素晴らしいワイン造りの功績によりスペイン国王から勲章を受章した
アンヘル・ロドリゲス・ビダル。
「タリマ・オルガニコ・モナストレル」
モナストレル100%
D.O.アリカンテ
ボデガス・ヴォルヴェール
ブドウ本来の味を最大限に引き出すため醸造はすべてステンレスタンクで。
ワイン初心者さんもワイン好きさんも一緒に楽しめる優れもの。
生き生きとした素直な味わいがなんとも春らしい軽やかなワイン。
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